あちこちにでかけたり、たくさんの来客があったりと、なにかといそがしい年始め。
きちんと料理を手作りしたいけれど、なかなかゆとりがないというとき、おすすめなのがエコクッキングです。
じつはエコクッキングには調理の手間と時間を減らすアイディアがいっぱい。
しかも、しっかりおいしいので、おなかもこころもみたされます。
レシピは当サイトでも紹介しているのでぜひチェックを。
そして、エコクッキングライフを存分に楽しんでください。
じつはエコクッキングとは環境に調和した食生活を送ること。調理だけにとどまらず、調理にともなう買い物や片付けにもエコアクションをとりいれて、環境負荷の低減を目指していきます。
例えば、買い物のときにはマイバッグを持参する、調理のときには食材をつかいきる、片付けのときにはためすすぎをするなどを、毎日ひとつずつ積み重ねながら、水や資源の節約、CO2の削減、ゴミの減量をかなえていくのです。
マイバッグを持参して、レジ袋や紙袋を利用しないようにしましょう。できるだけ簡易包装のものを選んだり、割りばしやスプーンをもらわないことも大切です。
買い物にいくまえには冷蔵庫や食品庫のなかをチェックし、食べる人数やつくる量を考えて、必要なものを必要なぶんだけ買うようにしましょう。
ハウス栽培でつくられたり、遠方から運ばれてきたりすると、それだけで大量のエネルギーを消費するため、旬のものや地場のものを選ぶようにしましょう。
鍋底から炎がはみでない適度な火加減で効率よく加熱しましょう。お湯を沸かしたり食材を茹でるときは鍋にフタをする、鍋底の水滴はふきとっておくといったこともおこなうとより高効率です。
料理を何品もつくるときは、オーブンの上段・下段で別々の食材を焼く、ひとつの鍋で複数の食材を茹でるなど、同時に調理をすれば、省エネはもちろん時短にもなります。
野菜はキレイに洗って、葉、茎、皮まで、できるだけまるごとつかいましょう。冷蔵庫に少しずつ残っている食材を活用したり、前日に食べきれなかった料理をリメイクするのもおすすめです。
油などしつこい汚れがついた食器を重ねると食器全体がベタベタになり、たくさんの水と洗剤をつかって洗わなくてはいけなくなるので、重ねないようにしましょう。
鍋や皿はスクレーパーやウエスであらかじめ汚れをふきとってから洗いましょう。排水の汚れを最小限におさえられるほか、水と洗剤の節約にもつながります。
すすぎをするときは洗い桶に水をためながらおこないましょう。また、食材を茹でたあとのお湯を予洗いに利用すれば、さらなる節水ができます。