火をつかって調理ができることから、料理にこだわりたいかたを中心に人気をあつめているガスコンロ。その省エネ性は、炎を鍋底に集中させムダなく加熱するバーナーを搭載することなどにより、年々向上しています。
従来のガスコンロの燃焼効率が45%なのに対して、最新のガスコンロの燃焼効率は56%。なんと、年間で22.3 m3の省エネ、3,451円の節約、49.3kgのCO2削減(※)を実現しているのです。
※エネルギー消費量を2.22GJとした場合。
出典:東京ガスオフィシャルウェブサイト「ウルトラ省エネブック」
最新のガスコンロは、すぐれた燃焼効率にくわえて、さまざまなエコ機能を実現しています。設定温度にあわせて火加減をする自動火力調節機能と、過熱、空だき、消しわすれを感知して火を消す自動消火機能はその代表的なもの。米1合を約20分で炊く自動炊飯機能では、都度炊いて保温をしないことで、年間で4,362円の節約、104.8kgのCO2削減(※1)を、お湯の沸かしっぱなしを防ぐ沸騰自動消火機能では、余分なエネルギーを消費しないことで、年間で19.4 m3の省エネ、3,007円の節約、42.9kgのCO2削減(※2)を実現しています。
※1 2合分のごはんを炊飯器で12時間保温した場合。
※2 20cmのやかんで水温15℃の水を2L沸騰させたあと、湯沸し機能で5分間保温した場合と強火で5分間放置した場合。
出典:東京ガスオフィシャルウェブサイト「ウルトラ省エネブック」
設定時間にあわせて消火する調理タイマー機能、消火の数分後に電源を切る電源オートオフ機能、点火・消火にあわせてレンジフードを運転・停止するレンジフード連動機能なども省エネにひと役買ってくれるエコ機能。このようたくさんのエコ機能があると、どれを搭載したガスコンロを選べばいいか迷ってしまいそうですが、もっとおいしい料理をつくりたいかたは自動火力調節機能を搭載している機器を、煮こみ料理をよくするかたは調理タイマー機能を搭載している機器をというふうに、それぞれのこだわりやつかいかたにあわせて選べば、より確実で着実な省エネができるようになります。