エココラム

VOL.13 ミストサウナについてかんがえる。

冬のひえひえ・カサカサは毎日の入浴でケア

日ごとに寒さが厳しくなってくると、気になりだすのが冷えと乾燥。手足が冷たい、肌が粉をふく、かゆみがでるなど、この季節とくに深刻になる悩みを解消したいなら、いつもおこなっているケアにくわえて、毎日の入浴を上手に利用してみましょう。

エコで、しかも時短調理が実現!

温熱作用、水圧作用、浮力作用が保温と保湿をサポート

医学的・科学的にも証明されている入浴の効果。それに深く関係しているのが温熱作用、水圧作用、浮力作用の3つの物理作用です。温熱作用は血行を促進し代謝を向上して、老廃物や疲労物質を除去する作用、水圧作用は血液を押し戻し心機能を活性化して、血液の循環を良好にする作用、浮力作用は筋肉や関節を弛緩して、心身の緊張をやわらげる作用で、さまざまな癒しをもたらし、冷えや乾燥にもしっかりとはたらきかけます。

冬の入浴のポイント

冬の入浴のポイント

冷えが気になるとき

就寝前に40℃くらいのぬるめのお湯にゆっくりとつかりましょう。30分ほどで芯からぽかぽかあたたまります。入浴後は靴下をはいて冷えを防ぎ、身体があたたかいうちに就寝するのがおすすめです。

乾燥が気になるとき

42℃以上の熱めのお湯は必要な皮脂まで洗い流し、乾燥をすすめてしまうので、38℃前後のぬるめのお湯にゆっくりとつかりましょう。スキンケア成分のはいった入浴剤をつかって保湿をするのもおすすめです。

出典:BATHCLINオフィシャルウェブサイト「はぴばす」

ミストサウナならあっというまにぽかぽか・うるうる

「長時間、入浴する余裕がない」「お湯につかりつづけるのが苦手」という冷え症さんや乾燥肌さんに、ぜひ活用してほしいのがミストサウナ。浴室をすみずみまで暖房し、温水を霧状にして噴射することで、短時間のうちにすぐれた保温効果と保湿効果をもたらします。また、ゆっくりと入浴することによるお湯のつくりすぎやつかいすぎを減らせ、毎日のエコをサポートしてくれるのもうれしいポイントです。

お湯の節約にも!

健やかさと美しさをふくらますミストサウナはマイホームエステ

低温・高湿度により発汗を促進し新陳代謝を向上

約40℃に暖房した浴室に50〜70℃の霧状にした温水を噴射するミストサウナ。ドライサウナが高温・低湿度である一方、ミストサウナは低温・高湿度で身体に負担をかけないうえに、浴槽入浴の約2倍にもなる発汗を促進し、同時に皮脂や老廃物を洗浄して肌の新陳代謝を向上します。さらに、この発汗と洗浄によってすぐれた保温効果と保湿効果も実現。身体の芯までじっくりとあたためて湯冷めしにくくするほか、肌にしっかりと水分を浸透させてうるおいをとどけます。

出典:G-lineオフィシャルウェブサイト
出典:大阪ガスオフィシャルウェブサイト

保温・保湿がすばやいだから節水もばっちり

髪や身体を洗うのに出湯しつづけなければならないシャワー浴や、湯量や湯温をたもつのに足し湯や追い焚きをしなければならない浴槽入浴。これらにくらべてミストサウナ浴は霧状の温水を噴射してあたためるので効果的に節水ができます。しかも、約10分という短時間でもたっぷりと汗がかけ、すぐれた保温効果と保湿効果を得られるのがポイント。エコの実践と健康・美容の増進が両立できる、またとない設備といえます。

出典:東京ガスオフィシャルウェブサイト「ウルトラ省エネブック」

発汗量と肌の保水性の比較


体のあたたかさの比較


水の使用量比較
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