お花見に、運動会に、ピクニック。待ちに待った春の行楽シーズンがやってきました。おもいきりのんびりすることや、めいっぱい遊ぶことも楽しみですが、やはりいちばんの楽しみはおいしいお弁当を食べること。そんな春の行楽のお弁当になにをつくるかアンケートをとったところ、1位はなんとおにぎりでした。ちなみにサンドイッチは7位で、巻き寿司・いなり寿司は10位。ほかの主食にくらべておにぎりが高い人気を誇っていることがわかります。
出典:みんなのプロジェクト® みんプロアンケートvol.11「春の行楽について」
おにぎりはどんなふうに握ってもおいしくできるとおもわれがち。でも、じつは、そうではないんです。おさえるべきコツは3つあり、まず、ごはんが熱いうちに握ること、つぎに、チカラをいれずに握ること。そして、できれば3回だけ握ること。これらをきちんとおこなえば、外側はほどよくかっちりと、内側はふんわりと仕上がります。
おいしく握ることにくわえて、おいしく炊くことももちろん重要。洗いかた、研ぎかた、浸水のさせかたはいつもと同じでかまいませんが、水はいつもより10〜15%少なくしてやや硬めに炊きましょう。そうすることで、握りやすくなるほか、米ひと粒ひと粒がピンとたち風味と食感がより感じられるようになります。鍋やガス炊飯器で炊くのもおすすめ。冷めてもおいしさをたもつほか、炊きかたによってはこんがり香ばしいおこげもできます。