
とびきりの"うんまい!"でますます人気のガス炊きごはん。 そのひみつがもっと分かって、そのおいしさがもっと楽しめる、 とっておきの情報をおとどけします。
“ お米ひと粒ひと粒をムラなく糊化するから、うんまい! ”
でんぷんに熱と水分をくわえると柔らかさや粘りけをもつようになることを糊化(α化)といいます。
パンを焼いたりスパゲティを茹でたりすると風味や食感がよくなるのはこの糊化によるもので、
お米を炊くとごはんになるのもこれにあたります。
ガス炊飯器や自動炊飯機能付きのSiセンサーコンロによる炊飯なら、
強火力・強対流によってお米のすみずみに熱と水分がいきわたり、
充分かつ均等に糊化がすすむため、甘み・香り・粘りがしっかりと引きだされます。
さらには、でんぷんの表面が炊きあがり直後のなめらかさを保ち、
水分が離れていく老化(β化)が起きにくくなるため、冷めてもおいしさが長続きします。
ごはんのでんぷん構造比較


“ 味わい深く香り高く。おひつでごはんをご馳走に ”
炊きあがったごはんを入れておくためのものにおひつがあります。
かつてはどの家庭でもつかわれていたこのおひつ、ごはんをおいしく保存できることからふたたび注目され、
木製、陶製、セラミック製など、さまざまなものがでてきました。
とくに人気を集めているのが木製のおひつで、天然木の吸放湿作用が水分量を調節し、
パサつきやベタつきを抑えてふっくらとした食感を保つほか、
天然木の香りが全体を包みこみ、より豊かな風味へと深めます。
ガス炊きごはんはそれだけでも充分においしいですが、おひつに入れることでさらに磨きがかかりそうです。
● 温かいごはん
温かいごはんを入れたとき、余分な水分をおひつが吸収するので、ほどよく蒸されておいしくなります。

● 冷たいごはん
冷たいごはんを入れたとき、おひつが水分を放出するので、パサパサにならずに固くなりません。

“ 自動炊飯機能にぴったり!いろいろ選べる炊飯鍋 ”
Siセンサーコンロの自動炊飯機能でごはんを炊くときにつかいたいのが炊飯鍋です。
おいしさを引きだすのはもちろん吹きこぼれがしにくいつくりになっているほか、
かまど炊きの風味と食感にこだわった土鍋タイプ、焼き・蒸し・煮こみ料理もできる
多機能タイプ、おしゃれなデザインが映えるモダンタイプなど、
種類も豊富に揃っているので好みや用途にあわせて選びましょう。
製品紹介
「夏の保存食・常備菜」夏バテしたままだと調理するのも食事するのもおっくうになりがち。
手間がかからず保存もできて、しかも、ごはんがすすむ常備菜をつくっておけば、
残暑厳しい季節も元気に乗り越えられそうですね。


ひじきの煮物(4人分)
- 乾燥芽ひじき・・・・・・・・・・・20g
(水で戻しておく) - 油揚げ・・・・・・・・・・・・・・1枚
- 茹でたそら豆・・・・・・・・・・・適量
(人参や椎茸などもOK)
【合わせ調味料】
- 水・・・・・・・・・・・・・・・・110ml
- 酒・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1
- みりん・・・・・・・・・・・・・・大さじ2
- 砂糖・・・・・・・・・・・・・・・大さじ1
- 醤油・・・・・・・・・・・・・・・大さじ2
- 油揚げに熱湯をかけて油抜きし、
キッチンペーパーで水気を取り適当な大きさに切る - 鍋に合わせ調味料を入れ、
油揚げとひじきも入れて落し蓋をして煮立たせる - 煮立ったら弱火にして10分程煮る
- 火を消し、落し蓋をとり、そら豆をくわえて軽く全体をかき混ぜる

肉味噌(4人分)
- 鶏ひき肉・・・・・・・・・・・・・300g
- 長ねぎ・・・・・・・・・・・・・・1本
- おろしニンニク・・・・・・・・・・大さじ1
- おろし生姜・・・・・・・・・・・・大さじ1
- ごま油・・・・・・・・・・・・・・大さじ2
【合わせ調味料】
- 水・・・・・・・・・・・・・・・・110ml
- 酒・・・・・・・・・・・・・・・・大さじ2
- みそ・・・・・・・・・・・・・・・大さじ3
- 砂糖・・・・・・・・・・・・・・・大さじ3
- みりん・・・・・・・・・・・・・・大さじ3
- 鶏ガラスープの素・・・・・・・・・大さじ1
- 長ねぎをみじん切りにしておく
- フライパンにごま油をひいて、おろしニンニクとおろし生姜を
香りがたつまで炒め、1の長ねぎをくわえて炒める - 長ねぎに火が通ってきたら、ひき肉をくわえて炒める。ひき肉の色が変わったら、
合わせ調味料をくわえて汁気が少なくなるまで火にかける。

味玉子(5〜6個分)
- ゆで卵(半熟でも固ゆで卵でもOK)
【合わせ調味料】
- 水・・・・・・・・・・・・・・・・1/2カップ
- 醤油・・・・・・・・・・・・・・・1/2カップ
- 酢・・・・・・・・・・・・・・・・1/4カップ
- みりん・・・・・・・・・・・・・・1/4カップ
- 昆布・・・・・・・・・・・・・・・5cm四方 1枚
- 鍋に合わせ調味料を入れ火にかけ沸騰したら火を止めて冷ます
- 粗熱がとれたら、蓋付きの容器にゆで卵を入れて
1を注いで冷蔵庫で保存する
“ まるで炊きたて!ごはんをおいしく冷凍・解凍するコツ ”
あまったごはんの冷凍・解凍にはちょっとしたコツがあります。
これをおさえておけば、炊きたてのおいしさをしっかりと保てるように、
そして、たっぷりと楽しめるようになります。
冷凍のコツ

ごはんが熱いうちに包む
湯気ごと包めば水分がラップの内側にとどまり、解凍したときにふっくらとした食感になります。

お茶碗1杯分を平たく包む
全体に均等に熱が伝わりやすくなり、
すばやくムラなく解凍できます。

粗熱をとったらすぐに冷凍する
でんぷんを老化させないよう、
冷凍庫にアルミトレーを敷き
そのうえに置くなど、
できるだけ急速に冷凍させます。
解凍のコツ

凍ったまま解凍する
自然解凍すると固く水っぽくなるので、
凍ったまま電子レンジに入れ、
お茶碗1杯分につき
600w・3分を目安に解凍します。

お茶碗1杯分ずつ解凍する
いちどにたくさん解凍すると
加熱ムラがでてしまうので、
人数や回数にあわせて
ひと包みずつ解凍します。

1カ月以内に食べきる
なるべくはやくがベストですが、
1ヶ月以内なら水分量が保たれ
おいしく食べられます。