エココラム

VOL.6 エコワンについてかんがえる。

家庭でもっともエネルギーをつかうのはキッチンやお風呂の給湯

経済産業省資源エネルギー庁が公表している「エネルギー白書」。ここで家庭における用途別エネルギー消費量の割合をみてみると、なんと給湯が約3割でトップとなっています。ちょっと意外な気もしますが、よくよく考えてみると、キッチンで食器を片付けるとき、お風呂でバスタブにつかるとき、洗面所で顔を洗うときなど、わたしたちはいくつもの場所、いくつもの目的でお湯をつかっているのです。

一般家庭における用途別エネルギー消費量の割合

エネルギーをムダなくつかう給湯器はすぐれた熱効率が自慢

毎日のくらしのなかでわたしたちがつかうお湯をつくってくれる給湯器。給湯器はもともと熱効率の高い機器で、20℃から100℃のお湯を沸かす場合、ガスコンロが178kcalを消費するのに対し、ガス給湯器は100kcalを消費して、約80kcalの節約を実現します。1Lほどのお湯を沸かすときは、水からではなく給湯器のお湯からがおすすめ。余計なエネルギーをつかわずにすみます。

出典:一般財団法人省エネルギーセンター
「家庭の省エネ大事典2012年版」

エネルギーをムダなくつかう給湯器はすぐれた熱効率が自慢

エコ給湯器を導入して省エネをもっとしっかり

給湯器を新たに導入するならぜひ選びたいのがエコタイプのもの。従来型では約80%だった熱効率を約90%まで向上したエコジョーズ、ガスで電気をつくりその排熱でお湯をつくるエコウィルプラス、化学反応を利用してクリーンに発電・給湯するエネファームなら、より確実に省エネしながら給湯できます。

エネルギーをムダなくつかう給湯器はすぐれた熱効率が自慢

おもなエコ給湯器

エコジョーズ

これまで捨てられていた排気中の燃焼ガスを回収・再利用し、従来型では約80%だった熱効率を約95%まで向上することで、年間約10,000円の節約と年間約240kgのCO2排出量削減を可能にします。

エコウィルプラス

ガスエンジンで発電機をまわして電気をつくると同時に、ガスエンジンの排熱を利用してお湯をつくることで、年間約23,000円の節約と年間約920kgのCO2排出量削減を可能にします。

エネファーム

ガスからとりだした水素と空気中の酸素を化学反応させて電気をつくると同時に、そのときの排熱を利用してお湯をつくることで、年間約36,000円の節約と年間約1.3tのCO2排出量削減を可能にします。

出典:日本海ガスオフィシャルウェブサイト

ハイブリッド給湯器エコワンでひとつ先のエコへ

電気ヒートポンプとガス給湯器エコジョーズがくらしかたにあわせて給湯

エコジョーズやエコウィルプラスにつづくエコ給湯器として新たに登場したのがエコワン。たっぷり給湯できるガス給湯器エコジョーズと、効率よく給湯できる電気ヒートポンプのいいとこどりをしたハイブリッド給湯器です。キッチンや洗面、シャワーなどの通常量のお湯をつかうときは、効率のよいヒートポンプで沸かして貯めておいたタンクからお湯を供給します。また、バスタブへの湯はりなど大量のお湯をつかうときは、ヒートポンプとエコジョーズを併用運転。タンクに貯めておいたお湯を供給しつつ、エコジョーズで必要な量のお湯を補給していきます。くらしかたにあわせてより省エネでより快適に給湯する、エコワンはそんなちょっと先いく給湯器なのです。

通常量のお湯はヒートポンプのみで、大量のお湯はヒートポンプとエコジョーズを併用運転!

トップクラスの一次エネルギー利用率で高い経済性と環境性を実現

なるべくエネルギーをつかわず、なるべくエネルギーをムダにしないくらしを考えるとき、指標のひとつとして参考にしたいのが一次エネルギー利用率。エコワンはこの一次エネルギー利用率が125%とトップクラスの効率を誇っています。また、従来型のガス給湯器とくらべて、給湯光熱費を約55%・約43,000円節約するとともに、CO2排出量を約50%・約730kg削減。しかも、給湯だけでなく、床暖房や浴室暖房乾燥機といった温水暖房もまかなえ、くらしをまるごと快適で省エネにしてくれます。

出典:Rinnaiオフィシャルウェブサイト

給湯使用時のCO2排出量(1年間)

年間給湯ランニングコスト比較
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