経済産業省資源エネルギー庁が公表している「エネルギー白書」。ここで家庭における用途別エネルギー消費量の割合をみてみると、なんと給湯が約3割でトップとなっています。ちょっと意外な気もしますが、よくよく考えてみると、キッチンで食器を片付けるとき、お風呂でバスタブにつかるとき、洗面所で顔を洗うときなど、わたしたちはいくつもの場所、いくつもの目的でお湯をつかっているのです。
毎日のくらしのなかでわたしたちがつかうお湯をつくってくれる給湯器。給湯器はもともと熱効率の高い機器で、20℃から100℃のお湯を沸かす場合、ガスコンロが178kcalを消費するのに対し、ガス給湯器は100kcalを消費して、約80kcalの節約を実現します。1Lほどのお湯を沸かすときは、水からではなく給湯器のお湯からがおすすめ。余計なエネルギーをつかわずにすみます。
出典:一般財団法人省エネルギーセンター
「家庭の省エネ大事典2012年版」
給湯器を新たに導入するならぜひ選びたいのがエコタイプのもの。従来型では約80%だった熱効率を約90%まで向上したエコジョーズ、ガスで電気をつくりその排熱でお湯をつくるエコウィルプラス、化学反応を利用してクリーンに発電・給湯するエネファームなら、より確実に省エネしながら給湯できます。
これまで捨てられていた排気中の燃焼ガスを回収・再利用し、従来型では約80%だった熱効率を約95%まで向上することで、年間約10,000円の節約と年間約240kgのCO2排出量削減を可能にします。
ガスエンジンで発電機をまわして電気をつくると同時に、ガスエンジンの排熱を利用してお湯をつくることで、年間約23,000円の節約と年間約920kgのCO2排出量削減を可能にします。
ガスからとりだした水素と空気中の酸素を化学反応させて電気をつくると同時に、そのときの排熱を利用してお湯をつくることで、年間約36,000円の節約と年間約1.3tのCO2排出量削減を可能にします。
出典:日本海ガスオフィシャルウェブサイト