降ったり、曇ったり、すっきりとしない天気がつづく梅雨になると、決まって聞かれるのが「体調がよくない」という声。 実際、20~50代の男女約800名を対象におこなわれた調査でも、梅雨に体調不良を感じるひとは約6割にのぼり、だるさ、肩こり、頭痛など身体的な不調のほか、憂うつ、無気力、いらいらなど精神的な不調を感じているという結果がでました。
出典:ウェルラボ ウーマンウェルネス研究会 supported by Kao


梅雨の体調不良のおもな原因は自律神経の乱れ。 自律神経は、呼吸、消化吸収、体温調節などをつかさどる神経で、活動時に優位になる交感神経と、安静時に優位になる副交感神経があります。 梅雨になり低気圧がつづくとより優位になるのは副交感神経。すると、朝、起きてからも、心と体のスイッチがはいらず、さらに、高湿度、日照不足、寒暖差などのストレスもくわわって、さまざまな不快な症状を感じるようになってしまうのです。

自律神経の乱れをなくすには、交感神経と副交感神経のバランスをとることが大事。朝起きて夜眠る規則正しい生活はもちろん、栄養豊富な食事、適度な運動、良質な休息を心掛けるようにしましょう。
血行を促進し筋肉を弛緩する入浴も有効で、38~40℃のぬるめのお湯に20~30分ゆっくりつかるとよりよい効果が期待できます。
「長時間、入浴する余裕がない」「お湯につかりつづけるのが苦手」というかたはミストサウナを活用するという方法も。短時間で入浴と同様の効果が期待できるほか、ミストサウナならではのうれしい効果も期待できます。
出典:第一薬品工業株式会社オフィシャルウェブサイト「健康情報」