脂がたっぷりのったサンマをはじめ、サケ、サバ、カツオなど、秋は魚がますますおいしくなる季節。お家のごはんで、お店のランチやディナーで、食べる機会が増えてきそうです。
全国の20~59才の男女を対象にふだんの魚食習慣について調査したところ、魚を食べる頻度が週に2日以上のひとは約6割にのぼりました。
そのなかでよく食べられているものは焼き魚で、塩焼きで食べたい魚は、1位がサンマ、4位がサケ、5位がサバと、秋に旬を迎える魚が上位にランクインする結果になりました。
出典:MARUHA NICHIRO 「魚の日に関する調査2017」


パサパサになったり、ベチャベチャになったり、焼き魚を上手に仕上げるのは意外と難しいもの。
皮はパリッと身はふわっとさせるにはいくつかのコツがあります。
魚の重量の約2%の分量の塩を用意し、表面には約30cmの高さから均一に、焦げやすいヒレ部分にはたっぷりとふりましょう。 ふり塩をするタイミングは、サンマやサバといった青魚なら焼く30~1時間前、タイやタラといった白身魚なら焼く10~30分前で、水分がでてきたらキッチンペーパーなどでふきとって生臭さが残らないようにします。
強火で約5分、空焼きをしておきましょう。あらかじめ庫内温度を高くしておくことで、魚の旨みと水分を逃さず焼きあげられます。
※オートグリル機能をつかうときは予熱をしないでください。
片面焼きグリルの場合は盛りつけたとき裏になるほうから、両面焼きグリルの場合は盛りつけたとき表になるほうをうえにして焼きましょう。
また、丸魚を焼くときは火力が弱い手前に尾がくるように、1尾だけ焼くときは火力が強い端に並べましょう。
出典:東京ガス生活情報メディア「ウチコト」
出典:Gラインとやまオフィシャルウェブサイト


焼き魚をつくるときおもに使用されているのがグリル。
IHクッキングヒーターとガスコンロがありメリットはそれぞれですが、よくいわれるのは、IHクッキングヒーターはオートメニューが豊富で、ガスコンロは火力がパワフルということです。魚をよく食べる家庭なら、焼き魚をはじめとした魚料理をどう楽しみたいかで選ぶのもひとつ。毎日の魚食習慣がさらに充実したものになるかもしれません。