5月に厚生労働省が公表した「新しい生活様式」。
新型コロナウイルスの感染拡大を長期的に防ぐための実践例が提示され、密閉・密集・密接の3密や不要不急の外出の回避のほか、身体的距離の確保、マスクの着用、こまめな手洗いなどがあらためて推奨されました。
なかには、外出先から帰宅したらできるだけすぐに着替えるというものもあり、衣類からの感染リスクを低減することが考慮されています。
出典:厚生労働省オフィシャルウェブサイト
できるだけすぐに着替えたあとは、できるだけすぐに洗濯するのがおすすめ。
新型コロナウイルスを除去するには、特別な洗剤や洗濯機をつかう必要はなく、一般的な洗剤や洗濯機をつかって、いつもどおりに洗濯すれば問題ないといわれていますが、どうしても気になる場合は、次のことをおこなうとよいでしょう。
洗濯カゴから出すときや洗濯機に入れるとき、衣類は静かに取り扱い、ウイルスが飛び散らないようにします。
衣類を傷めない範囲でもっとも高温のお湯をつかい、ウイルスを不活化させるようにします。
生乾きや乾き残しを完全になくし、ウイルスを死滅させるようにします。
※家庭内に感染者がいる場合などはさらなる対策が必要となります。
出典:Forbes JAPAN
「服に付いた新型コロナウイルスの生存期間は?適切な洗濯の方法とは」


くわえておこなうとよいとされているのが高温での乾燥。
そこで活躍するのが衣類乾燥機で、天日干しでは衣類表面を約50℃に上昇させられる一方、衣類乾燥機では衣類全体にそれ以上の高温の温風を送りこめ、生乾きや乾き残しも防いで、感染リスクを効果的に低減できます。