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わたしたちの食生活になくてはならないごはん。
炊きたてのおいしさには格別なものがありますが、都度炊いて都度食べきるひとは意外と少ないようです。
20~60代の男女800名を対象におこなった炊飯習慣についてのアンケートによると、
その割合は約30%。さらに、約52%が3合以上のまとめ炊きをおこない、
約44%があまりごはんの冷凍保存をしているということがわかりました。
あまりごはんの冷凍保存をしているひとにその風味について質問したところ、約55%がおいしくなくなるといつも感じる・ときどき感じると回答。このような風味の低下は、炊きあがりから時間が経つなどして、水分の蒸発やでんぷんの老化(β化)がすすむと起こるため、炊きあがったら時間をおかずに冷凍保存をすることが大切です。さらに、いくつかのコツをおさえておこなえば、おいしさが保ちやすくなります。
ワンランクうえの冷凍保存をめざすならこだわりたいのが炊飯器。
メーカー各社からは“冷凍用ごはんコース”を搭載した炊飯器が続々登場しているほか、
かまど炊きの火加減をガスの直火で再現することで、冷めても温めなおしてもおいしいごはんを炊きあげる
ガス炊飯器にも大きな注目が集まっています。
“はじめちょろちょろ”“なかぱっぱ”“じゅうじゅう吹いたら火を引いて” “赤子泣いてもフタとるな”。このかまど炊きの難しい火加減をガス炊飯器はガスの直火で再現します。まずは弱火で充分に吸水させ、つぎに強火で一気に沸騰させて、火力を徐々に落としつつ、高温でさらに蒸らし。
こうすることで、米ひと粒ひと粒に熱と水分がいきわたり、ムラなく糊化(α化)がすすみます。
つまり、甘み・香り・粘りが充分に引き出された炊きあがりとなり、冷めても、冷凍保存をしても、おいしいごはんとなるのです。
ガス炊飯器はガスの直火で炊きあげることから、「時間がかかりそう」「光熱費がかさみそう」とおもわれがち。
しかし、パワフルなガスの直火で炊きあげるからこそ時短ができ、それが節約につながります。電気炊飯器とくらべても差は一目瞭然。
時間的にも経済的にも確かなゆとりが生まれます。