エコなくらしをかんがえる「エココラム」

梅雨の困りごとの代表格といえば、カビ。
その発生場所は、エアコン、クローゼット、窓まわりなどさまざまですが、
なかでも浴室は、温度20～30℃、湿度70％以上、栄養豊富という
3大条件が揃うため、いつのまにか発生していたり、
あっというまに繁殖していたりすることがめずらしくありません。
しかも、時間が経つと落としにくくなり、
掃除のストレスを増やしてしまいます。

しつこい黒カビがあらわれやすいのがタイルの目地やドアなどのパッキン。
これは黒カビの根っこである菌糸が奥深くまで入りこんでしまっているからで、
中性洗剤とブラシ・スポンジでこすっただけでは除去できず、
塩素系カビとり剤を浸透させて除菌・漂白しないといけません。

黒カビを除去した直後の状態を保つため、ふだんから意識したいのが
湿気をこもらせないこと。お風呂あがりに壁などの水分を拭きとるほか、
入浴時以外は窓を開けたり換気扇を回したりするのも効果的です。
天気が悪い日や気温が低い日が続く梅雨時期は浴室暖房乾燥機があると便利。
ボタンひとつでカラッと乾燥させられ、気持ちよく入浴できるクリーンな浴室を維持できます。

温水でつくった温風を吹きこみ浴室を乾燥させるガス温水式浴室暖房乾燥機。
パワフルかつスピーディーに浴室乾燥がおこなえるのが特長で、約10分の運転で湿度を60%以下まで低下させ、黒カビの発生を効果的に抑制できます。
なかには黒カビの発生を抑制するためのモードを搭載した機種も。ミストと温風で高温・高湿を保つことにより、浴室全体の黒カビの発生を99.9%抑制し、
浴室掃除の時短化・省力化と浴室環境の清浄化・快適化を実現できます。

ガス温水式浴室暖房乾燥機は浴室暖房や衣類乾燥といった機能も搭載。
これらも浴室乾燥と同じくパワフルかつスピーディーにおこなえ、時短と省エネのメリットが得られます。
電気ヒーター式浴室暖房乾燥機とくらべると、浴室温度が30℃に到達するまでの時間は約85%減、コストは約30%減、
冬の衣類乾燥にかかる時間は約50%減、コストは約20%減となっており、家事に家計にゆとりをもたらしてくれます。