エココラム

VOL.45 ミストサウナについてかんがえる。

冬のカサカサ・かゆかゆ原因は肌のバリア機能の低下

屋外ではひんやりとした冷気に、室内ではエアコンによる乾燥にさらされる冬は、
肌にとってとても過酷な季節。冷気により血管が収縮し血流が減少したり、
乾燥により水分量とともに皮脂量が減少したりすると、
肌のターンオーバーは乱れ、バリア機能は低下していきます。
その結果、発生するのがさまざまな肌トラブル。
カサつきや粉ふきのほか、状態が悪化して外部刺激を受けやすくなると、
赤み、かゆみ、ヒリつきなどもでてきてしまうのです。

効果的な保湿ケアでトラブルフリーな肌へ

肌のターンオーバーの乱れとバリア機能の低下を防ぎ、
トラブルフリーな肌を保つために大切になってくるのが保湿。
保湿因子には、皮脂、天然保湿因子(NMF)、細胞間脂質があり、
それぞれ、スクワラン、アミノ酸、セラミドなどの成分から構成されています。
また、これらの成分は保湿化粧品で補給でき、水分を与える湿潤機能をもつもの、
水分を保つ柔軟機能をもつもの、水分蒸発を防ぐ蒸散抑制機能をもつものを組み合わせるなど、
ポイントをおさえてつかうことで、より高い保湿効果を得られるようになります。

保湿スキンケアのポイント
保湿スキンケアのポイント

入浴やミストサウナで保湿効果をぐっと引きあげ

トラブルフリーな肌を保つため、
保湿化粧品の使用にくわえてとりいれたいのが入浴。
38~40℃のぬるめのお湯に20~30分ゆっくりとつかることで、
血管が拡張し血流が増加、やがて水分量も増加し、
肌のターンオーバーの正常化とバリア機能の改善にアプローチできます。
また、同時にミストサウナを使用するのもおすすめ。
入浴だけをするよりも確かな保湿効果が期待できます。

ミストサウナでめざすカサカサ・かゆかゆ知らずの肌

ターンオーバーとバリア機能の正常化に効く発汗と保水をサポート

ミストサウナとは暖房した浴室に霧状の温水を噴射するサウナ。
温度約40℃、湿度約100%と低温・高湿度なのが特徴で、全身を蒸すようにあたためるため、約10分という短時間でも充分な血行促進効果が得られます。
浴槽入浴とくらべるとその効果の高さは一目瞭然。発汗量は約2倍、保水性は約4倍となっており、
新陳代謝と水分補給が促されることで、肌のターンオーバーの乱れとバリア機能の低下が防げ、冬の健やかな肌づくりにつなげていけるというわけです。

発汗量
肌の保水性

浴槽入浴とくらべて節水性は抜群!だから毎日気軽にミストサウナ浴

長時間にわたって浴室いっぱいに霧状の温水を充満させることから、大量の水を使用するとおもわれがちなミストサウナ浴。けれど、髪や体を洗うのに出湯しつづけなければならないシャワー浴にくらべると約1/5、湯量や湯温を保つのに足し湯や追い焚きをしなければならない浴槽入浴にくらべると約1/8の水しか使用しません。このように少ない水ですぐれた血行促進効果をもたらしてくれるミストサウナは、肌のヘルスアップにくわえ、毎日のエコアップも叶えてくれるといえます。

水の使用量比較

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